【調査リリース】令和はワントーンコーデが増加。 平成の定番「秋冬=ダークカラー」はもう終わり?気分の上がるペールトーンが新常識! ~ ファッションコーディネートアプリ「WEAR」のデータから解析した流行カラーの変化 〜

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ZOZOグループが運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR(ウェア)」は、ZOZO研究所福岡の画像解析技術を活用し、平成と令和の秋に着用されたカラーの変化について調査を実施しましたのでお知らせします。

本調査は、平成(2017年と2018年の各9月1日から10月31日)と令和(2019年と2020年の各9月1日から10月31日)を比較し、累計13,275名が投稿した計194,917件の女性のコーディネート画像を対象に実施しました。

平成に比べ、令和はワントーンコーデが増加

WEARに投稿されたコーディネート画像から、背景などを除いたファッションアイテム部分を抽出し、抽出した部分の色を3次元色空間で表現しました。3次元に表すことで、例えば「白と明るいベージュは近い」というように、色と色の分散度合いを測ることができるようになります。

この技術を用いて、それぞれのコーディネートに使用されている色の分散値を測り、分散が小さいものを「ワントーンコーデ」と定義しました。以下の3次元マップで分かるように、ワントーンの場合は分散度合いが小さく、使用カラーの差が大きいほど分散度合いも大きくなります。

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この数値を検証した結果、平成に比べ令和はコーディネートで使用されている色の分散度合いが小さくなっています。つまり、ワントーンコーデが増加しているということが分かりました。以下のグラフでは、縦軸を投稿数、横軸を分散値として、平成と令和を比較しています。

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「秋=ダークカラー」はもう終わり?令和は明度の高いカラーが新定番に!

さらに、ワントーンコーデと判定したコーディネート画像に限定し、色の明度について調査を行いました。その結果、平成に比べて令和はダークカラーが減少し、白やペールトーンなどの明度の高いコーディネートが増加していることが分かりました。以下のグラフでは、横軸が明度、縦軸は投稿割合を表しています。

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番外編:ワントーンコーデの影響でアウターにも変化が

アウターをカテゴリーごとに分けて着用率を調査したところ、平成秋の定番だったライダースの着用率が顕著に減少し、テーラードジャケットの着用率が増加していることが分かりました。ワントーンコーデとして使いやすいセットアップの着用が増えているためと考えられます。

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今回調査研究を担ったZOZO研究所は、「ファッションを数値化する」をミッションに掲げる研究機関です。ZOZOグループが保有するファッションに関する膨大な情報資産を基に、ファッションを科学的に解明するための研究開発を行っています。

ZOZOグループは経営戦略として、「MORE FASHION×FASHION TECH」を掲げており、保有する膨大なデータやテクノロジーの積極的な活用に取り組んでいます。今後も「WEAR」では、皆様のファッションライフに寄り添うトレンド情報を、随時発信してまいります。

※メディアの皆様※
「WEAR」で調査してほしいテーマを募集しております。「今期のトレンドが知りたい!」「20代に人気のあるスニーカーは何?」などお気軽に広報までお問い合わせください!なお、すべての調査にお応えできるわけではございませんので予めご了承ください。

本調査について

■対象期間:2017年と2018年、2019年と2020年の各9月1日から10月31日
■対象性別:女性
■対象ユーザー:ショップスタッフ、WEARISTAなど累計13,275名
■対象コーディネート件数:194,917件

ファッションコーディネートアプリ「WEAR」

1,500万ダウンロードを突破した日本最大級のファッションコーディネートアプリ。ファッション好きの著名人・インフルエンサー・ショップスタッフ・一般ユーザーが投稿する1,000万件以上のリアルなコーディネートから、最新トレンドや洋服の着こなし方法がわかる。ファッション好きのユーザーから高い支持を得ているWEAR公認ファッショニスタ「WEARISTA(ウェアリスタ)」として、モデル・デザイナー・タレントをはじめ、会社員や専業主婦などの一般ユーザーがファッション業界を盛り上げるインフルエンサーとして活躍中。

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コーディネート画像から「欲しいアイテム」が見つかる ファッションコーディネートアプリ「WEAR」に新機能を導入 〜 コーデからの商品検索が簡単になる「類似アイテム検索」の提供を開始 〜

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株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長 兼 CEO:澤田 宏太郎)が運営するファッションコーディネートアプリ 「WEAR(ウェア)」は、ユーザーが閲覧するコーディネートからファッションアイテムを検出し似ている商品を検索できる新機能「類似アイテム検索」の提供を本日9月28日(月)より開始いたしました。

本機能の開発は、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」や「WEAR」などZOZOグループが運営するサービスの技術開発を担う、株式会社ZOZOテクノロジーズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:久保田竜弥、代表取締役CINO:金山裕樹)がおこないました。

「類似アイテム検索」では、各コーディネート画像上にある「画像検索アイコン」をタップすると、WEARに投稿されたコーディネート画像に使われているファッションアイテムと似ている商品が簡単に見つかります。「このコーデに使われている洋服が欲しいけど、どう検索したらいいかわからない」「似たような柄や形の商品を一気に見比べたい」など、「気に入ったコーディネートを見つけても、欲しいものを探し出せない」という悩みを解消し、ユーザーが求めているファッションアイテムとの出会いをアシストします。

本技術は、閲覧中のコーディネート画像に使われているファッションアイテムの形・質感・色・柄などをもとにAIが似ている商品を検出し、一覧で表示するものです。検出できたカテゴリーから、ユーザーが探したいアイテムを選択することができ、ZOZOTOWNで取り扱う約281万点(※1)の商品の中から、似ている商品を探し出すことが可能です。
※1…SKU単位で換算

また、コーディネート画像に使われているアイテムと似た商品を検索する際に「男性・女性・キッズ」の中から見たいアイテムを絞ることができるため、コーディネートそのものの性別や年齢に縛られず、欲しい商品を探すことができます。1枚のコーディネート画像から、大人と子供の似ている商品をそれぞれ検索して、親子でお揃いコーデを楽しむなど、様々な方法でご活用いただけます。

本機能はスマートフォンブラウザのWEARにて先行リリースをおこなっており、導入前と比べて商品に興味を持つ人や購入する人の割合が約1.5倍に増加するなど、WEARだけでなくZOZOTOWNの利用拡大にも寄与しています。 現在はジャケット、トップス、帽子など9カテゴリーに対応しており、今後も順次拡大予定です。また、本機能はZOZOTOWNのスマートフォンブラウザとアプリにも導入されております。

ZOZOグループは今年のテーマとして、「MORE FASHION×FASHION TECH」を掲げており、商品の充実や、保有する膨大なデータやテクノロジーの積極的な活用に取り組んでいます。より利便性の高いサイトの構築とサービスの向上をおこない、より多くの人がファッションを楽しめる世の中を目指してまいります。

「類似アイテム検索」の使用方法

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2.気に入ったコーディネートを見つけたらコーディネート画像上の「画像検索アイコン」をタップ
3.気になるアイテムを選択する
4.コーディネート画像に使用されたアイテムと似た商品をAIが検出、一覧で表示
※本機能はiOS/Androidおよびスマートフォンブラウザに対応しています。

ファッションコーディネートアプリ「WEAR」について

1,400万ダウンロードを突破した日本最大級のファッションコーディネートアプリ。ファッション好きの著名人・インフルエンサー・ショップスタッフ・一般ユーザーが投稿する1,000万件以上のリアルなコーディネートから、最新トレンドや洋服の着こなし方法がわかる。ファッション好きのユーザーから高い支持を得ているWEAR公認ファッショニスタ「WEARISTA(ウェアリスタ)」として、モデル・デザイナー・タレントをはじめ、会社員や専業主婦などの一般ユーザーがファッション業界を盛り上げるインフルエンサーとして活躍中。

株式会社ZOZOについて

日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」、ブランド古着のファッションモール「ZOZOUSED」、足の3D計測用マット「ZOZOMAT」、ブランドが企画した商品をZOZOが数十サイズで展開する「マルチサイズ」、才能やセンス溢れる“個人”とともにファッションブランドをつくるD2C事業「YOUR BRAND PROJECT」などの企画・開発、ならびに各サービスのカスタマーサポート、物流倉庫「ZOZOBASE」の運用などのファッションサービスを展開しています。

株式会社ZOZOテクノロジーズについて

ZOZOグループに所属するエンジニア・デザイナーなど制作に携わる全ての技術者を集結させたZOZOグループのサービス運用・技術開発部門となる企業です。また、ZOZOテクノロジーズの研究部門として「ZOZO研究所」を運営しており、ミッションである「ファッションを数値化する」ために研究を進めています。

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ZOZOテクノロジーズと慶應義塾大学 ファッションに特化したIoTノード開発および、グラフィカルユーザーインターフェースの設計に関する共同研究を開始 ~ ファッション性を重視したIoT製品の普及を見据えた、設計プラットフォームの構築を目指す 〜

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株式会社ZOZOテクノロジーズ(東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田竜弥、代表取締役CINO:金山裕樹 以下、ZOZOテクノロジーズ)と、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(横浜市港北区、研究科委員長:稲蔭 正彦 以下、KMD)は、ファッション性に特化したIoTノードの開発および、その取り付け位置や機能を設計するスマートウェア開発環境に関する共同研究を開始いたしました。

本共同研究では、ZOZOテクノロジーズが保有するファッションやスマートウェアに関する知見と、KMDのデザイン思考や製品化のための顧客価値創出プロセスをかけ合わせ、よりファッションに特化したIoTデバイスのデザインや機能に関する要素の明確化を目指します。あわせて、ファッションデザイナーやエンドユーザーが取り扱いしやすいスマートウェア設計のソフトウェアとハードウェアに関する研究を進めてまいります。

研究背景

近年、スマートウォッチやARメガネなどに代表されるウェアラブルデバイスが普及しつつあり、衣服に様々な機能を統合したスマートウェアも数多く提案されています。しかし、スマートウェアに搭載されているウェアラブルデバイスの多くは、ユーザーの動きや生体信号の取得など特定の機能を使用するため、見た目や構造への制約も多く、デザインの自由度が課題となります。また、通常はデバイスを衣服に埋め込むために従来の衣服制作とは異なる設計や処理が必要となり、ファッションブランドが独自で開発を行うことや、ユーザーによるカスタマイズが困難であることも、機能とファッション性の両立を妨げる一因と考えられます。

通常の衣服と同様、自由にファッションアイテムとして楽しむことができて、より快適な着用感のスマートウェアを実現するには、衣服からの着脱可能かつ感度の高い小型デバイスの開発が必要です。これにより、デザイナーやエンドユーザーが自由に創作に取り入れ、またコーディネートの一部として組み合わせることが可能となります。その結果、デザイナーやユーザーが独自に新たな利用シーンを開拓し、スマートウェアの社会普及が推し進められることが期待されます。

本共同研究では、こうした課題に技術とデザインの両面から取り組み、解決を目指します。ファッションアイテムの見た目への干渉が少ない各種IoTノードと、それらの機能をデザイナーやユーザーが手軽に開発できる設計環境の開発により、既存のスマートウェアが達成できていない、「ファッションアイテム」としての自由な組み合わせと、スマートウェアが持つ機能のカスタマイズ性の両立を目指します。

研究内容

■ファッションアイテムの見た目に溶け込む各種IoTノードの開発
ファッションアイテムにセンサーやアクチュエータなどの機能を実装した小型デバイスの開発を行います。これらの開発したデバイス間のデータのやりとりや充電方法、配線のあり方について、ユーザーの服飾習慣に調和するソリューションをデザインと技術の両面より探索します。

■デザイナーやユーザーが手軽に開発できる設計環境の開発
ウェアラブルプロダクトの開発者以外でも、これらの機能を手軽に実装できるソフトウェアのプロトタイプや、本システムを通じて作成したプロダクトのユースケース探索などを行います。具体的には、提供するプラットフォームを用いてデザイナーやユーザーが簡単に開発することができ、自身の希望に寄り添ったカスタマイズが可能となるデバイスの設計を目標とします。

今後の展望

将来的には、ファッションブランドとのコラボレーションも見据えた設計開発環境の実用化も検討していきます。 両者ではテクノロジーを用いてファッションをより楽しく、便利にしていくために、ファッション性に優れたスマートウェアをより多くの人が実装できる環境の構築を目指します。

共同研究概要

■課題名
ファッションに特化したIoTノード開発およびグラフィカルユーザーインターフェースの設計

■共同研究チーム
・株式会社ZOZOテクノロジーズ:ZOZOグループに所属するエンジニア・デザイナーなど制作に携わる全ての技術者を集結させたZOZOグループのサービス運用・技術開発部門となる企業です。また、ZOZOテクノロジーズの研究部門として「ZOZO研究所」を運営しており、ミッションである「ファッションを数値化する」ために研究を進めています。

・Future Crafts Project:慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科山岡潤一専任講師が主宰するプロジェクトチームです。デジタルファブリケーションやHCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)をテーマに、幅広く様々な研究を実施しています。

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ZOZOテクノロジーズが東京大学、株式会社 細尾と意匠を拡張する機能性テキスタイルに関する共同研究を開始 ~ 伝統工芸と先端技術が織りなす新しい体験の創出を目指す 〜

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株式会社ZOZOテクノロジーズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:久保田竜弥、代表取締役CINO:金山裕樹)は、東京大学大学院情報学環(所在地: 東京都文京区 大学院情報学環長:越塚登)筧康明研究室(担当教員: 筧康明准教授)ならびに株式会社 細尾(本社:京都府京都市 代表取締役社長:細尾真孝)と共に、伝統工芸と先端テクノロジーを組み合わせたテキスタイルの開発に関する共同研究を開始いたしました。

本共同研究実施の背景

テキスタイルは、ファッションから住環境に到るまで私たちの生活に欠かせないものであり、さらなる利活用に向けた研究開発が続けられています。近年は特に、保温効果や抗菌機能などの材料面での進化に加え、回路等による電子的な機能を内包した、スマートテキスタイルと呼ばれる機能性テキスタイルが登場しています。これらは新しいユーザーインタフェース、ヘルスケアツール、ファッションアイテム等への活用を含む多様な応用が見込まれています。

本共同研究では機能面に加えて、テキスタイルの意匠面の革新に目を向けます。テキスタイルのもたらす機能に対して意匠を両立させること、そして新しい機能を用いることで可能になる意匠の開拓に挑戦します。機能と意匠が相互に連関する形での発展を具現化することで、スマートテキスタイルの私たちの生活へのさらなる普及を目指します。

期待される研究成果

本共同研究では、ZOZOテクノロジーズが有するファッションや先端マテリアル、テクノロジーとファッションに関する知見と、東京大学大学院情報学環の筧康明准教授の研究グループの素材やテクノロジーを活用したインタラクション技術と体験デザインのノウハウ、そして伝統的な西陣織の老舗でありながら、常に革新的なテキスタイルを開拓している株式会社 細尾3社の強みを生かした共同研究を行います。

西陣織は、長い歴史の中で獲得された洗練された意匠と高度な織技法を有しており、多様な素材や構造を掛け合わせていくことが可能です。本共同研究では、材料やインタラクションなど様々な専門性を有する研究者、デザイナー、職人などを含めたチームで共創することで、西陣織をベースにしながら、環境変化やコンピュータによる制御に応じて動的に意匠や特性を変化させることができる新規の機能性テキスタイルを開発します。この活動を通して、ファッション、空間デザイン、ディスプレイなど既存の繊維材料のみでは困難な表現・応用領域を開拓します。

今後の展望

開発したテキスタイルは、2021年の春に展示会形式での発表を予定しております。本共同研究を通じて、伝統の美に加え、表現が拡張された意匠を織りなす新たなテキスタイルを開発し、新しいテキスタイルの価値創造に取り組んでまいります。

将来的にはZOZOグループのブランドパートナーとの商品開発やスマートテキスタイルを用いた新しい顧客体験の創出、様々な業界との協業を見据えたB2B向けビジネスへの展開を目指していきます。

本共同研究について

■課題名  :伝統工芸と先端技術を組み合わせたスマートテキスタイルの開発
■共同研究先:国立大学法人 東京大学大学院情報学環 (研究代表者・筧康明 准教授)
       株式会社 細尾(研究代表者・細尾真孝)

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ファッションコーディネートアプリ「WEAR」調査第2弾 直近6年間の投稿データから、 洋服の「丈」に関する流行の変化を明らかに ~ トップスは2極化、ボトムスは長めへと変化 〜

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ZOZOグループが運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR(ウェア)」は、ZOZO研究所福岡の画像解析技術を活用し、直近6年間ユーザー投稿データを比較、ならびに女性ファッションの「丈」に関する流行の変化について調査を実施しましたので、お知らせします。

本調査は、2015年から2020年の各年6月1日から7月29日の期間において、登録性別が「女性」であるユーザー累計4,900名が投稿した、計34,250件のコーディネート画像を対象に実施いたしました。

今回調査研究を担ったZOZO研究所は、「ファッションを数値化する」をミッションに掲げる研究機関です。ZOZOグループが保有するファッションに関する膨大な情報資産を基に、ファッションを科学的に解明するための研究開発を行っています。

トップスはぴったり丈が減少し、「長め」と「短め」に2極化

WEARに投稿されたコーディネート画像を解析した結果、トップスの丈は2018年が短めのピークになり、それ以降は「長め」と「短め」の2極化が進んでいます。 f:id:starttoday_tech:20200820095644p:plain

本調査では、コーディネート画像におけるトップスが写っている範囲を解析しています。アイテムの実際の丈ではなく着こなした上で映る範囲を「丈」としているため、“単に短めの丈のアイテム”が増加しているというだけではなく、トップスをタックインして短く着こなすファッションも流行していることが分かりました。

また、長めのトップスが増えている理由として、体型カバーができることや、丈が長くても着ぶくれることなくコーディネートを軽やかに見せてくれるシアー素材(透け感のある生地)などのトップスが流行していることも見えてきました。 f:id:starttoday_tech:20200820095711p:plain

ボトムスは「長め」に変化

ボトムスは、年々長め丈のアイテム着用率が増加していることが分かりました。2015年から徐々に、「ひざ丈」や「ひざからくるぶしの間の中間丈」が減少しています。 f:id:starttoday_tech:20200820095758p:plain

ひざ丈やミモレ丈のスカート、ガウチョパンツなどの流行が去り、ワイドパンツやマキシスカートなど長めの丈が流行していることが要因であると考えられます。 f:id:starttoday_tech:20200820095819p:plain

番外編:ひっそり姿を消したコーディネート

コーディネート画像の中から短めのトップスが使用されている画像に絞ってボトムスの丈の変化について調査した所、中間丈が顕著に減少していることが分かりました。短めのトップスには、ハイウエストでロング丈のボトムスを使用するコーディネートが主流になってきています。 f:id:starttoday_tech:20200820095855p:plain

使用技術について

本調査には、ZOZO研究所の物体検出と骨格検出の技術を使用しています。物体検出とは、画像のどこに何が写っているかを予測する技術です。

今回はWEARに投稿されたコーディネート画像から、アウターやトップス、バッグなどのアイテムの座標を検出するために用いました。 f:id:starttoday_tech:20200820095943p:plain

骨格検出とは、画像内に写っている人物の関節や目、鼻、耳などがどこに写っているかを検出する技術です。検出された各関節の点をつなぎ合わせることで、どういう姿勢を取っているかが推定できます。今回は、様々なポーズで撮影された被写体の画像内での身長を擬似的に定義するため、画像の鼻からくるぶしまでの距離を「身長」として定義し、測定しました。 f:id:starttoday_tech:20200820100006p:plain

骨格検出による画像上の身長と、物体検出による画像上のアイテムの丈を検出することで、身長に対するそれぞれのアイテムの丈を計算することができ、着こなしによる丈の変化を定量的に比較できるようにしました。

今後も「WEAR」では、皆様のファッションライフに寄り添うトレンド情報を、随時発信してまいります。

※メディアの皆様※
「WEAR」で調査してほしいテーマを募集しております。「今期のトレンドが知りたい!」「20代に人気のあるスニーカーは何?」などお気軽に広報までお問い合わせください!なお、すべての調査にお応えできるわけではございませんので予めご了承ください。

本調査について

■対象期間        :2015年から2020年の各6月1日から7月29日
■対象性別        :女性
■対象ユーザー      :ショップスタッフ、WEARISTAなど累計4,900名
■対象コーディネート件数 :34,250件

ファッションコーディネートアプリ「WEAR」

WEAR(ウェア)は、ダウンロード数1,400万を突破した日本最大級のファッションコーディネートアプリです。コーディネートの投稿や、オフィシャルユーザー「WEARISTA(ウェアリスタ)」、ショップスタッフ、一般ユーザーが投稿するコーディネートの検索・閲覧・保存が可能です。

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ZOZO研究所、 ZOZOTOWNのファッション推薦データとアルゴリズム研究開発基盤をオープンソースとして公開

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本プレスリリース誤表記の訂正とお詫び:
プレスリリース内記述にて「Open Bandit Dataは、ZOZOTOWN上での実際の推薦アルゴリズムから取得された2,800万件超のファッション推薦データ」という表記がありましたが、正しくは2,600万件のファッション推薦データとなります。表記に誤りがありましたこと、訂正してお詫び申し上げます。(修正日:2021年2月15日)

ZOZOグループの研究開発組織「ZOZO研究所」は、大規模ファッション推薦データと研究基盤となる「Open Bandit(※1) Data & Pipeline」をオープンソースとして公開しました。

現在、米中の少数の大企業によるデータと技術の占有により、外部の企業や技術者が同じ土俵で技術進歩に貢献することが難しいという懸念が強まっています。(※2)
この問題に歯止めをかけ、日本企業からの積極的な技術貢献を目指すべく、ZOZOグループが保有する大規模データおよびソフトウェアパイプラインを公開する運びとなりました。今後、日本発のデータ技術のオープンイノベーションを促進するきっかけになることを目指しています。

Open Bandit Dataは、ZOZOTOWN上での実際の推薦アルゴリズムから取得された2,600万件超のファッション推薦データです。合わせて公開するPipelineは、新しい施策・アルゴリズムを実サービス環境に導入した際の性能を信頼性高く予測し、その正確さの検証も行うことができる他に類を見ない基盤実装です。(※3)
今回公開する基盤は、ZOZOTOWNのマーケティング施策にも既に導入されており、クリック率や購買率の増加を実現しています。
※公開するデータは商品や顧客の特定が不可能なよう十分に匿名化しており、利用規約とプライバシーに配慮しています

■研究・開発の背景

深層学習やバンディットアルゴリズム、強化学習など推薦・検索アルゴリズムの技術は、日々目覚ましい発展を続けています。ZOZOTOWNをはじめとするEコマース事業においては、近年ますますスピードが上がっている顧客やマーケットの移り変わりに対応できるよう、より効率的に効果の高いアルゴリズムや施策を探究・開発し、サービスを改善していく必要があります。

一方で、そのような高度なアルゴリズムをサービス環境に導入するには膨大な人材・実装コストが必要となるため、アルゴリズムの性能を実サービス環境で評価することが難しいという問題があります。この問題を解決する手段として期待されているのが因果関係を考慮した機械学習です。ZOZOテクノロジーズの研究開発組織である「ZOZO研究所」では、米イェール大学成田悠輔助教授とアルゴリズムの性能評価の手法に関する研究を進めています。(※4)

■ZOZOグループの取り組みと展望

ZOZOグループは今年のテーマとして、「MORE FASHION×FASHION TECH」を掲げており、保有する膨大なデータやテクノロジーの積極的な活用に取り組んでいます。ZOZO研究所は今後もAI技術を用いた推薦・検索技術をプロダクトに取り入れ、より利便性の高いサイトの構築とサービスの向上を目指し、研究・開発に勤めてまいります。

※1 バンディットアルゴリズム:探索と活用をバランスよく行い、複数の候補の中から最適なものを選択することで、購買のような報酬を最大にすることを目指すアルゴリズムのこと。ZOZOTOWNサイト上のファッションアイテム推薦の自動化のために用いられている。
※2 参考:https://edition.cnn.com/2020/07/29/tech/tech-antitrust-hearing-ceos/index.html
※3 参考:https://realworldml.github.io/accepted/
※4 ZOZO研究所と米イェール大学の共同研究:https://press-tech.zozo.com/entry/20191211_zozoreseach

■Open Bandit Data & Pipelineの取得先

本データ及びパイプラインは、以下のURLにて公開されています。
Open Bandit Data:https://research.zozo.com/data.html
Open Bandit Pipeline:https://research.zozo.com/oss.html

【データ使用に関するお問い合わせ】

ZOZO研究所:zozo-research@zozo.com

【本リリースに関するお問合せ】

株式会社ZOZOテクノロジーズ広報担当 E-mail: press-zozotech@zozo.com

ZOZO研究所、コンピュータビジョン分野における世界三大国際会議の一つECCVにて論文が採択 〜 深層学習と集合マッチングの融合によるコーディネート推薦 〜

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株式会社ZOZOテクノロジーズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:久保田竜弥、代表取締役CINO:金山裕樹)の研究開発組織「ZOZO研究所」は、当所研究員らが執筆した論文「Exchangeable Deep Neural Networks for Set-to-Set Matching and Learning」(邦題:置換不変ニューラルネットワークによる深層集合マッチング)が、European Conference on Computer Vision(以下ECCV)2020に採択されたことをお知らせいたします。

本研究成果は、当所研究員である斎藤侑輝、中村拓磨、共同研究者で和歌山大学講師である八谷大岳氏、統計数理研究所・総合研究大学院大学教授 福水健次氏(斎藤の博士課程指導教員)によるものです。

ECCVは、CVPR・ICCVと並ぶコンピュータビジョン分野における世界三大国際会議の一つです。隔年で開催されており、第16回目となる本年度は、5,025本の投稿から1,361本の論文が採択されました。当所は、8月24日から27日にオンラインにて開催されるECCV 2020本会議にてポスター発表を行います。

研究背景

ZOZO研究所では、「ファッションを数値化する」をミッションとして研究開発を行っています。ファッションデータを扱うには今までにない手法やモデルが必要になることが多く、当所では精力的に新規技術の研究を進めている他、大学との産学連携も強化しております。

また、コンピュータビジョンの学会では近年、ファッションデータを扱う論文で、特にファッションアイテムの親和性推定やファッション画像の生成、ファッション画像向けキーポイント検出、ファッションアイテムの推薦システムをテーマにしたものが増えています。ファッションは曖昧な概念を含んだ研究対象であり、今後も独創的な研究が次々と現れるものと思われます。

その状況下、当所においても、ファッションアイテム推薦基盤の構築に力を入れており、本研究を行うに至りました。

研究概要

今回採択された論文では、ファッションアイテムの推薦から一歩先んじて、ファッションコーディネートの推薦について研究しています。例えば、下図のようにユーザーが持つアイテム群(下図左)と推薦候補のアイテム群(下図右)が複数あるとき、どのアイテム群がユーザーのアイテム群に一番マッチし、2つの群を合わせたときにコーディネートとして適切かを考えます。

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このとき、それぞれのアイテム群は集合として表すことができ、アイテム群のマッチングは集合マッチングの問題設定として定式化できます。さらに、このように異なるアイテムカテゴリーを持つ集合同士のマッチングには、強力な特徴学習の仕組みとなる深層学習が必要になると考えられます。しかし、集合マッチングを深層学習と組み合わせた研究は、これまでほとんど行われておりませんでした。

そういった中、本論文では独自のニューラルネットワークアーキテクチャ、効率的な学習法、学習データ作成手段を提案しました。特に集合マッチングには「集合内のアイテムや集合同士を入れ替えても出力が不変であること」と「集合間インタラクションに基づく特徴変換」を備えた手法を用いることが重要であると提起し、それらを満たすアーキテクチャを考案しました。

実験では、各アイテムの画像特徴量を抽出する畳み込みニューラルネットワークと、特徴量の集合を扱う提案手法をEnd-to-endに学習し、マッチする集合の候補を正しく選べるかを調べました。その結果、提案手法は比較手法よりも精度が高いことが明らかになり、上述した特性が本論文の提唱する集合マッチングにおいて重要であることを確かめました。

また、監視カメラ向けアプリケーションとして近年注目されているGroup Re-Identificationタスクにおいても、提案手法の有効性を示しました。Group Re-Identificationは、同じ人物で構成される2つの集団を検索するタスクです。ここでは集団を人物画像の集合として扱い、高い精度かつノイズに対してロバストに同一の集団を検知可能であることが確認できました。

なお、提案手法や実験の詳細については、当社が運営する技術ブログ「ZOZO Technologies TECH BLOG」にて、一部ご紹介しております。

今後の展望

本論文では、集合マッチングのベースとなる特性を数理的に捉え、集合データに適したアーキテクチャを考案しました。提案手法は様々な分野での集合マッチングのベースラインとなる可能性を秘めているため、今後さらなる発展を目指します。

また、現在は研究段階ですが、具体的にどのようなユースケースに導入を行い、ユーザーエクスペリエンス向上に繋げられるかも検証を行っており、今後も研究開発に努めてまいります。

ZOZO研究所について

ZOZO研究所は、「ファッションを数値化する」をミッションに掲げるZOZOグループの研究機関です。ZOZOグループが保有するファッションに関する膨大な情報資産を基に、ファッションを科学的に解明するための研究開発を行っています。

■所名 : ZOZO研究所(ZOZO RESEARCH)
■設立 : 2018年1月31日(水)
■拠点 : 東京、福岡
■URL : https://research.zozo.com/

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ファッションコーディネートアプリ「WEAR」を徹底調査 2020年春夏の最旬トレンドカラーは“ピスタチオ” 〜 72万件におよぶユーザー投稿データから読み解く、人気急上昇カラーとは ~

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ZOZOグループが運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR(ウェア)」は、ZOZO研究所 福岡の画像解析技術を活用し、「WEAR」の72万件におよぶユーザー投稿データから2020年春夏の着用カラー分析を実施しましたので、お知らせします。

本調査は、2020年2月1日~4月21日の期間において、登録性別が「女性」であるユーザー累計7,003名が投稿した計721,093件を対象に実施いたしました。

今回調査研究を担ったZOZO研究所は「ファッションを数値化する」をミッションに掲げる研究機関です。ZOZOグループが保有するファッションに関する膨大な情報資産を基に、ファッションを科学的に解明するための研究開発を行っています。

2020年春服はグリーンの着用率が急上昇

「WEAR」に投稿されたコーディネート画像に使用しているアイテムを14個のカラーグループに分けて集計した結果、グリーンのアイテム投稿数が前年比率206%と大きく伸長していました。 f:id:starttoday_tech:20200610100202p:plain また、各カラーグループのユーザーの着用率を集計した結果、グリーンのカラーグループは前年比率127%増と他カラーグループと比べて高い増加率となりました。 f:id:starttoday_tech:20200610100348p:plain グリーンのカラーグループを「青みが強いグリーン」「黄みがかったグリーン」など色傾向に合わせてさらに細分化し、15個のグループ※1に再構成した状態での着用率を分析すると、同じグリーンのなかでも着用率が高まったグリーンと、反対に着用率が下がったグリーンがあることがわかりました。
※1…弊社独自の振り分け方法でグルーピング

着用率が高まったのは「淡い黄みがかったグリーン」

15個のグループのなかでも人気を集めたのは「明るく淡いグリーン」や、「黄みがかったグリーン」でした。2020年のトレンドカラーと言われている「ピスタチオグリーン」や「ミントグリーン」が該当します。 f:id:starttoday_tech:20200610100445p:plain

着用率が下がったのは「深みのある濃いグリーン」

一方で2020年に入ってから着用率が下がったグループは、「黄みがかった暗いグリーン」や「くすみのある深いグリーン」でした。これには「オリーブ」や「モスグリーン」が該当します。 f:id:starttoday_tech:20200610100514p:plain

「合わせやすいカラー」から「コーデの主役カラー」へとグリーンの着用方法が変化

グリーン全体のボトムスの着用割合は、ピスタチオカラーに絞ったボトムスの着用割合と比較して約1.7倍と高い比率になりました。反対にトップスの着用割合はピスタチオカラーの着用率がグリーン全体と比較して約1.6倍高く、ピスタチオカラーをトップスとして着用し、コーディネートの主役にしているユーザーが多いことがわかります。 f:id:starttoday_tech:20200610100553p:plain さらに直近4年間のグリーン全体のアイテム別での投稿割合を比較すると、トップスのグリーン着用率が2020年に入って大幅に伸長していることがわかりました。「ピスタチオグリーン」や「ミントグリーン」といったトレンドカラーが人気を牽引し、様々な色と相性がよく「合わせやすい」グリーンではなく、トップス1枚で目を引く「コーデの主役」となるグリーンに着用方法が変化している結果となりました。 f:id:starttoday_tech:20200610100822p:plain

今後も「WEAR」では、皆様のファッションライフに寄り添うトレンド情報を、随時発信してまいります。

※メディアの皆様※
「WEAR」で調査してほしいテーマを募集しております。「今期のトレンドが知りたい!」「20代に人気のあるスニーカーは何?」などお気軽に広報までお問い合わせください!なお、すべての調査にお応えできるわけではございませんので予めご了承ください。

【本調査に関して】
■対象期間 :2020年2月1日~4月21日
■対象性別 :女性
■対象ユーザー:ショップスタッフ、WEARISTAなど累計7,003名
■対象コーディネート件数:721,093件

ファッションコーディネートアプリ「WEAR」

WEAR(ウェア)は、ダウンロード数1,400万を突破した日本最大級のファッションコーディネートアプリです。コーディネートの投稿や、オフィシャルユーザー「WEARISTA(ウェアリスタ)」、ショップスタッフ、一般ユーザーが投稿するコーディネートの検索・閲覧・保存が可能です。

■「株式会社ZOZO」について
日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」、ブランド古着のファッションモール「ZOZOUSED」、足の3D計測用マット「ZOZOMAT」などの企画・開発、ならびに各サービスのカスタマーサポート、物流倉庫「ZOZOBASE」の運用などのファッションサービスを展開しています。

■「株式会社ZOZOテクノロジーズ」について
ZOZOグループに所属するエンジニア・デザイナーなど制作に携わる全ての技術者を集結させたZOZOグループのサービス運用・技術開発部門となる企業です。また、ZOZOテクノロジーズの研究部門として「ZOZO研究所」を運営しており、ミッションである「ファッションを数値化する」ために研究を進めています。

【本リリースに関するお問合せ】
株式会社ZOZOテクノロジーズ広報への問い合わせはこちら

WEARとTikTok、初のコラボキャンペーンを本日より実施、 最大10万円分のZOZOポイントをプレゼント 〜 WEARとTikTokに「#春夏コーデ」を投稿し、ファッションを楽しもう! 〜

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ZOZOグループが運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR(ウェア)」は、ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」とコラボレーションし、「#春夏コーデ」のハッシュタグを使った動画やコーディネート写真を投稿すると、ZOZOTOWNでのお買い物に使用できる最大10万円分のZOZOポイントがもらえる特別キャンペーンを、本日5月14日(木)より開始いたします。

本企画は、WEARとTikTok初のコラボキャンペーンです。おうち時間を使って、多くのユーザーに春夏ファッションを楽しんでいただくことを目的としています。

今後もWEARでは、コーディネートを軸に個性豊かなファッションを動画や写真で表現することの楽しさを発信し、ユーザーとともに世の中を盛り上げてまいります。

WEAR | TikTokコラボキャンペーン概要

本コラボキャンペーンは、投稿期間中に「#春夏コーデ」のハッシュタグを付けて、WEARもしくはTikTok、またはその両サービスに春夏ファッションの動画やコーディネート写真を投稿すると、ZOZOポイントがもらえるキャンペーンです。WEARもしくはTikTokに投稿すると、「TikTok賞」「WEAR賞」として、それぞれ優秀投稿者1名様に5万円分のZOZOポイントが、両サービスに投稿すると、「TikTok | WEAR賞」として、優秀投稿者3名様に10万円分のZOZOポイントをプレゼントします。

また、TwitterのTikTok公式アカウント(@tiktok_japan)をフォローし、キャンペーン投稿のリツイートをしていただくことで、抽選で10名様に「Twitter フォロー&リツイート賞」として、1万円分のZOZOポイントをプレゼントするキャンペーンも同時開催いたします。

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■テーマ:春夏コーデ
■投稿期間:2020年5月14日(木)12:00〜5月24日(日)23:59
■応募方法:WEARまたはTikTokアプリでログインまたは新規会員登録の上、春夏コーデをテーマにした動画やコーディネート写真を「#春夏コーデ」のハッシュタグを付けて投稿。
■当選発表方法:当選結果は、期間終了後1週間程度を目処に、以下の通り通知します。
・「TikTok | WEAR賞」及び「WEAR賞」は、WEAR運営局より登録メールアドレス宛にお送りします。
※メールアドレスに配信できない場合は、WEARアプリ内のメッセージボックス宛
・「TikTok賞」は、TikTokのPush通知にてお送りします。
・「Twitter フォロー&リツイート賞」は、TikTok公式TwitterアカウントよりTwitterのメッセージにてご連絡いたします。
■特設ページ:スマートフォン専用の特設ページよりご覧ください。
■注意事項:応募にはWEARかTikTok、または両アプリのダウンロードならびに会員登録が必要です。
※利用規約条件を満たす方に限ります。

ショートムービープラットフォーム「TikTok」

TikTokは、モバイル向けのショートムービープラットフォームです。私たちのミッションは、創造性を刺激し、喜びをもたらすことです。TikTokには、ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、ドバイ、ムンバイ、シンガポール、ジャカルタ、ソウル、東京などの国と地域にグローバルオフィスがあります。

ファッションコーディネートアプリ「WEAR」

WEAR(ウェア)は、ダウンロード数1,400万を突破した日本最大級のファッションコーディネートアプリです。コーディネートの投稿や、オフィシャルユーザー「WEARISTA(ウェアリスタ)」、ショップスタッフ、一般ユーザーが投稿するコーディネートの検索・閲覧・保存が可能です。

■「株式会社ZOZO」について
日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」、ブランド古着のファッションモール「ZOZOUSED」、足の3D計測用マット「ZOZOMAT」などの企画・開発、ならびに各サービスのカスタマーサポート、物流倉庫「ZOZOBASE」の運用などのファッションサービスを展開しています。

■「株式会社ZOZOテクノロジーズ」について
ZOZOグループに所属するエンジニア・デザイナーなど制作に携わる全ての技術者を集結させたZOZOグループのサービス運用・技術開発部門となる企業です。また、ZOZOテクノロジーズの研究部門として「ZOZO研究所」を運営しており、ミッションである「ファッションを数値化する」ために研究を進めています。

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ファッションコーディネートサービス「WEAR」、AIを活用し髪型からコーディネートが検索できる新機能「髪型別コーデ検索」を本日リリース

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〜 AIが画像から顔の向きを考慮して髪領域を抽出、精度の高い検索を実現 〜

株式会社ZOZOテクノロジーズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:久保田竜弥、代表取締役CINO:金山裕樹)が運営するファッションコーディネートサービス「WEAR」は、ZOZO研究所福岡が研究・開発したAIを活用し、髪型からコーディネートが検索できる新機能「髪型別コーデ検索」の提供を本日4月7日(火)より開始いたしました。

本機能では、ロング・ミディアム・ボブ・ショート・ポニーテール・おだんごという6つのカテゴリーから髪型を選ぶことで、該当の髪型をした人のコーディネートが閲覧できます。「カジュアル」や「ワンピース」など、ワードからの検索も可能なため、より自身の好みにあったカテゴリーのコーディネートを検索できます。

女性100名を対象とした当社の調べによれば、20〜35歳の女性のうち、約75%(※)が髪型を変えた時やこれから変える時、どのようなコーディネートが似合うのかを知るために、インターネット上で該当の髪型でのコーディネートを検索した経験があると回答しました。しかし、一方でインターネット上は情報量が多く、理想の画像を探しづらいという課題がありました。これを解消し、スムーズに検索できるようにすることで、髪型の変化に合わせてもファッションを楽しめるよう、本機能を導入いたしました。
(※ 2020年3月時点 / 自社調べ)

本機能にはZOZO研究所福岡の画像解析技術を使用しており、AIが画像から顔部分を抽出し、髪型を判断しています。髪型だけでなく顔の向きも考慮しているため、これまでAIでは判別しにくかった髪型も正確に判別する、精度の高い検索機能を実現しました。例えば、ポニーテールのような髪型は正面の画像だけでAIが判断するとショートヘアだと判断してしまう可能性がありますが、顔の向きを考慮することで髪型を正確に理解し、ポニーテールであると振り分けることが可能です。

なお、本技術の「プログラム及び検索システム」は、現在特許申請中(出願番号:特願2020-057643)です。

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今後はアプリへの導入の他、髪色を考慮した検索や、髪型からファッションアイテムをおすすめできるレコメンドエンジンの開発も予定しています。

本技術に限らず、ZOZOTOWNやWEARをはじめとするZOZOグループの各サービスにもAIを導入していき、テクノロジーを活用することでお客様によりスムーズで快適にお買い物を楽しんでいただけるサービスの提供を目指してまいります。

新機能「髪型別コーデ検索」について

「髪型別コーデ検索機能」は、ロング・ミディアム・ボブ・ショート・ポニーテール・おだんごという6つのカテゴリーの髪型からコーディネートが検索できる機能です。髪型を選ぶと、該当の髪型をした人のコーディネートが閲覧できます。

■リリース日 :2020年4月7日(火)
■対応 :WEAR Web(アプリは未対応)
■対象 :女性
■使用方法 : 
1. WEARのWebページ下部にある「髪型別コーデ検索」をタップ
2. 髪型カテゴリーから検索したいものをタップ
3. 類似する髪型のコーディネートをAIが検出、一覧で表示

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株式会社ZOZOテクノロジーズ、 新制度「ベビーシッター利用補助制度」を導入 ~ 社員の経済的負担を軽減、育児と仕事を両立しながら「楽しく働く」環境を目指す ~

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株式会社ZOZOテクノロジーズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:久保田竜弥、代表取締役CINO:金山裕樹)は、2020年2月3日(月)より、当社社員がベビーシッターのサービスを利用した場合に一部または全額の費用を補助する「ベビーシッター利用補助制度」を導入します。

当社では、ZOZOグループが掲げるZOZO WORKSTYLEである「楽しく働く」を実現するために、かねてよりフルフレックスタイム・リモートワーク制度や病気休暇を導入するなど、社員がより働きやすい環境をつくる福利厚生制度の充実に取り組んでまいりました。

現在社員の約30%は子育てと両立しながら働いており、若いスタッフを中心に子育てをする先輩社員を見てはいるものの、「本当に仕事と育児を両立していけるのか」という不安の声を聞くことがありました。

そこで、すでに子育て中の社員も、今後子育てをする社員も、安心して育児をしながら仕事でも最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、ベビーシッターサービス利用時の経済的負担を軽減します。

利用シーンの例として、例えば子供が病気の時の病児保育や送り迎え、リモートワーク中業務に専念したい時、業務での外出時などを想定しており、あらゆるシーンでより気軽に安心して子供を預けることができます。

本制度を皮切りに、今後も社員の要望を汲み取りながら、充実した制度の実現を推進することにより、ライフステージが変わっても安心して仕事と両立できるような環境を作ることで、「楽しく働く」ことができる環境を目指してまいります。

「ベビーシッター利用補助制度」について

国の助成制度である「ベビーシッター派遣事業」に基づき、ベビーシッター派遣事業割引券を交付する制度です。社員はベビーシッターのサービスを利用した場合に、2,200円の割引券が発行され、支払う利用料金の一部または全額の助成を受けることができます。

本制度は、乳幼児または小学3年生までの児童を対象に、子育て中の当社全社員が利用可能な制度です。

株式会社ZOZOテクノロジーズ 会社概要

■社名 : 株式会社ZOZOテクノロジーズ(英字表記: ZOZO Technologies, Inc.)
■代表取締役 : 代表取締役社長 久保田 竜弥 / 代表取締役CINO 金山 裕樹
■事業内容 : ZOZOグループのサービス開発やデザイン、分析業務、新規事業の創出、ZOZO研究所によるR&D(詳細はこちら
■社員数 : 328名 ※2019年12月31日時点
■設立 : 2018年4月1日(日)

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今年のファッション総まとめ!ファッションコーディネートアプリ「WEAR」トレンドランキング2019 ~2019年のトレンドアイテム・検索キーワード・人気ブランドなどランキング形式で発表~

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株式会社ZOZOテクノロジーズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:久保田竜弥、代表取締役CINO:金山裕樹)が運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR(https://wear.jp/)」は2019年10月にサービス開始7年目を迎え、1,400万ダウンロードを達成、コーディネート投稿数は900万件を突破しました。街で見かけるリアルでカジュアルな着こなしから、洗練された上級者テクニックまで、最新トレンドがチェックできる「WEAR」で2019年はどのようなファッションが流行したのか、ランキング形式で発表します。(調査期間:2019年1月1日~11月25日)

2019年を代表する、「最も見られたコーディネート」を発表

MENカテゴリのTOP3はすっきりとしたシルエットでまとめたコーディネートがランクイン。定番カラーである黒を軸に、メインアイテムの色を変えて楽しむ真似しやすいコーディネートが注目を集める結果に。WOMENはトレンドのニットベストを使った今年らしいコーディネートが堂々の第1位。TOP3は全体的に柔らかなムードにまとめた、ラテカラーのコーディネートが人気となりました。KIDSはスマートにまとめたモノトーン大人コーデが人気でした。 f:id:starttoday_tech:20191226102115p:plain

トレンドのラテカラーが急上昇する中、コーデの人気色第1位は、定番ブラック!

「最もコーディネートに使われたカラー」ランキングで全カテゴリで堂々の第1位に輝いたのは定番カラーのブラックでした。また、今年大幅に人気が上昇したのはベージュ、ブラウンといった「ラテカラー」。特にWOMENとKIDSから強い支持を集めています。手持ちのモノトーンアイテムとの相性がよく、コーディネートに気軽に取り入れやすかったことも、ラテカラーの人気を後押しした一因となりました。一方、ブルーやネイビーといった寒色の色味は落ち込み、年間を通してあたたかみを感じさせるカラーが好まれた1年でした。 f:id:starttoday_tech:20191226102253p:plain

リラックス&カジュアルが今年顔!2019年「トレンドアイテム」ランキング

今年になり#(ハッシュタグ)数が急増した、人気急上昇の2019年「トレンドアイテム」をカテゴリ別に紹介します。MENカテゴリの第1位にはフレアパンツがランクイン。裾に向かってナチュラルに広がったシルエットで、スタイルアップにも一役買ってくれるフレアパンツは、男性のみならず女性からも人気を集めた、今年の象徴的なアイテムの一つです。WOMENカテゴリではメガヒットを飛ばしたカーブパンツが堂々の第1位。続く2、3位にはCPOジャケットなど、カジュアルアイテムが名を連ね、デザインと着心地を兼ね備えたアイテムに人気が集まりました。MEN、WOMEN、KIDSすべてのカテゴリで共通して、デザイン性のあるボリューミーなパンツが注目されており、カジュアル&リラックスモード漂うコーディネートが2019年のWEARトレンドとなっていました。f:id:starttoday_tech:20191226102325p:plain

選ぶポイントはずばり「着回し力」2019年「最も着られたブランド」ランキング

MEN・WOMEN両カテゴリの第1位、2位でUNIQLO、GUといったプチプラブランドが人気を集める結果となりました。ベーシックなデザインで、着回しがしやすく、様々なアイテムと合わせて幅広いコーディネートを楽しめるところが魅力です。また今年はカーブパンツや神スウェットなどUNIQLO、GUともにメガヒットアイテムが生まれたことも、トップにランクインした大きな要因となりました。KIDSではさりげないこだわりが光るデザインで人気のpetit mainが第1位にランクイン。デザインにも品質にもこだわりたいママやパパから注目を集めるブランドです。 f:id:starttoday_tech:20191226102351p:plain

今年のNo.1検索キーワードは「ワンピース」!不動の人気アイテムに再び熱視線

2019年検索キーワードランキング、堂々の第1位には「ワンピース」がランクイン。コーデの主役として重宝し、着回しもきく永遠の定番アイテムに再び注目が集まっています。今年はティアードやスリットなど、形にもこだわったワンピースが多く登場。シーンに合わせて羽織りや季節のアイテムを加えて、オールシーズンを通して様々なコーディネートを楽しんでいる投稿が多くみられました。次いで、カジュアルにもモードにも着こなすことができ、季節問わず活躍する定番カラーの「黒」が2位に。3位は、引き続き根強い人気の「ワイドパンツ」。今年はニットやリブなど、素材にこだわったアイテムが人気でした。また、昨年13位だったパーカーが5位に急上昇するなど、リラックスカジュアルが一大トレンドとなった1年となりました。 f:id:starttoday_tech:20191226102441p:plain

明日のデート、何着よう?WEARのフォルダ機能を使えばモテ×トレンドがすぐわかる

テーマに沿った投稿がギュッとつまっているWEARのフォルダ機能。「今年の春服」や「2019年のハイライト」など自分で好きなテーマを設定し、そのテーマに沿ったコーディネートを投稿すれば自分だけのフォルダが出来上がります。2019年は多くのユーザーが、様々なフォルダを作成し、公開しました。季節に合わせたものから個人の願望が詰まったものまで、幅広いテーマのフォルダの中から、好みにあわせてお気に入り登録すれば、簡単に投稿をチェックすることができます。中でも、モテ系に特化したフォルダが男女ともに人気を集めており、多くのコーディネートが投稿されています。「明日のデートは何を着よう?」「新しい服が欲しいけど今年の冬は何がトレンドなのかな?」など悩んだときにはフォルダ機能がおすすめです。 f:id:starttoday_tech:20191226102517p:plain

今年も様々なトレンドファッションが生まれました。来年2020年はどのようなファッションに身を包み、どのようなトレンドが生まれる年になるのでしょうか。2020年も、WEARを通じてファッションとの新しい出会いを創出し、ファッションを楽しむ人を1人でも多く増やすことを目指してまいります。

株式会社ZOZOテクノロジーズ 会社概要

■社名   :株式会社ZOZOテクノロジーズ(英字表記: ZOZO Technologies, Inc.)
■代表取締役:代表取締役社長 久保田 竜弥 / 代表取締役CINO 金山 裕樹
■事業内容 :ZOZOグループのサービス開発やデザイン、分析業務、新規事業の創出、ZOZO研究所によるR&D(詳細はこちら
■社員数  :291名 ※2019年9月30日時点
■設立   :2018年4月1日(日)

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