ZOZOテクノロジーズ バーチャルプロジェクトを本格始動 第1弾として、4人のバーチャルファッションモデルが登場  〜 ファッション領域におけるテクノロジー活用を推進し、顧客にとってオンリーワンのファッションモデル創出による、究極のパーソナライゼーションを目指す 〜

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株式会社ZOZOテクノロジーズ(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:久保田竜弥、代表取締役CINO:金山裕樹)は、3DやAIを活用した「バーチャルファッション」プロジェクトを開始いたしました。このプロジェクトを通じて、当社はお客様一人ひとりに最適なモデル、着こなしを提供するパーソナライゼーションの構築、バーチャル上での試着などを目指します。

実施の背景

当社では、「MORE FASHION×FASHION TECH」という経営戦略を掲げ、ファッション領域におけるテクノロジー活用を進めています。近年バーチャル領域は急成長しているものの、ファッション領域での活用はまだ進んでおらず、当社としても新規事業の一環として研究開発を進めてまいりました。

そのような背景の中、今回の「バーチャルファッション」プロジェクトを始動するに至りました。

4名のバーチャルファッションモデルプロジェクト

バーチャルプロジェクトの第1弾として、当社のバーチャルヒューマン生成技術を使用した、4名のバーチャルファッションモデル「Drip」が誕生しました。異なるファッションスタイルを持つ4名が、様々なのコーディネートを着用します。彼らは、InstagramおよびTikTokにて活動を発信していきます。

■Instagram URL : https://www.instagram.com/proj3ct.drip/
■TikTok URL : https://www.tiktok.com/@proj3ct.drip

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Instagram投稿イメージ

バーチャルモデルの開発は、当社とディープフェイク技術(※1)において世界的第一人者であるHao Li氏が率いるPinscreen社が共同開発をしており、リアルな人間との判別が難しいクオリティを実現しています。

※1 人工知能(AI)による人物画像合成技術。実在する人物の顔画像や動画を別の人物の顔にすり替えることができる技術です。本プロダクトでは実在する人物の顔画像をCGで制作された頭部に合成することにより、実在する人間と見分けがつかないほどのクオリティのバーチャルインフルエンサーの誕生を実現しております。

Pinscreen社 Hao Li氏より

私たちの技術によってリアルなバーチャルモデルを低コストに大量に生み出すことが可能となります。そしてそれは多種多様な様々なタイプのお客様の好みに合ったファッションを提案することが可能となります。

代表取締役CINO 金山裕樹より

現代社会において様々なシーンで多様性が重んじられており、それはファッションにおいても同様だと思います。私たちのテクノロジーによって、その多種多様なお客様のニーズに対して常に最適なファッションを提案し、お客様に今まで経験したことのない満足するファッション購買体験を提供できると考えております。

今後の展望

これらの技術を使用することで、例えば、商品ページを閲覧する際にお客様の体型、年齢に近いモデルの着用画像が自動的に表示されたり、過去の購買データからお客様の好みのアイテムやスタイルを判断し、そのアイテムやスタイルに合ったバーチャルモデルが着用した画像が提案されたりすることが可能になります。加えて、現実世界に実在しないモデルを使用することで、ささげ業務における省コスト化も実現可能です。

ZOZOテクノロジーズでは最新のテクノロジーを使って今後も多くのお客様にファッションの新しい楽しみ方を提供してまいります。

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